今日はササキ(精神科)に行く予定だったのにー!
出かける少し前からだんだん頭痛がひどくなってきて、ロキソニン間に合わなくて、残念ながら来週に延期(見てないけど気圧だな)。
まぁ、薬はまだ残っているからいいのですが。
出かけられなかったの残念です。
さて、今日届いたもの。
「心的外傷と回復」。
分厚いです。字が小さい。
なんだか昔懐かしい感じのする古本。
ですが、出たのは1996年。
そんなに昔じゃないな……?
最初のPTSD治療の歴史だけザーッと目を通しましたが、PTSD(特に女性の被害)ってちゃんと病気として定着してきたのは本当につい最近のことらしいです。
歴史が1980年くらいまで書いてある。
それまでPTSDの患者たちが、どれだけ排斥されて苦しんできたか……
私だってもしも被害の渦中に誰かに相談でもしていようものなら、きっと「お前が悪い」「合意の上だ」「それってただの不倫でしょ」と散々に責められたに違いないのだからね。
この本がようやく日本に上陸した頃に、私は大変な目に遭っていたわけだから。
被害が判明したのがここ数年で良かった。
この20年ほどの進歩はきっと凄まじいのだろう。
当事者研究としていろんな本を読んでいくうちに、自分の病気や状態を本当に冷静に見られるようになってきました。
もちろん時間薬もあるけれど、やはりセラピストさんの力が大きい。
ササキや他の支援者や家族のサポートも大きい。
一人ではもっともっとおかしな人になっていたと思います。
とにかくこの本もじっくり読んで勉強します。
読み応え抜群ぽい。
私は知らねばならないのだ。
私の身に起こったことを。
……とりあえず、頭痛が治ってからです。
- 作者: ジュディス・L.ハーマン,Judith Lewis Herman,中井久夫
- 出版社/メーカー: みすず書房
- 発売日: 1996/12
- メディア: 単行本
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