昨日、このブログを読んでくださっているお友達から、こんなことを聞かれました。
「おはぎさんは、牧師になりたかったんですか?」
答えは、イエスでもあるし、ノーでもあります。
私は何も目標のない若者でした。
「やりたいこと」がなかったのです。
親のおかげで大学まで出してもらったけれど、何も勉強などしませんでした。
なぜなら、なんの志もないから…
「神学科」なんて学科をギリギリの成績で卒業しましたが、本当に、学位を返上したい気分です。
牧師という職務に憧れたことは、何度もありました。
でもそれは、憧れだけ。
自分にできるわけがないし、心からその職務にお仕えしたいとの明確な思いがあったわけでもありません。
ただの憧れだけでできるほど簡単な仕事ではないことくらいは、私にも何となくわかります。
だから、答えはイエス(漠然とした憧れ)であり、ノー(自らの現実)でした。
神学と名のつく学科を卒業したためか、大人になった今でも、私の周囲には牧師のお友達がたくさんいます。
そして、その人たちにとてもとても助けられて、ここまで生きてきました。
複数の牧師たちのサポートがなければ、私の人生は成り立ちませんでした。
だからこそ、いよいよ感じます。
私には牧師なんか目標にすることは、あり得ない、考えられない。
あの人たちの足元にも及ばない、心の狭い小さな者です。
もちろん、牧師が立派な人間であるかどうかは、別の話。
皆さん人間だから、弱さを抱えながらがんばっていらっしゃいます。
でも、多くの牧師たちは、自らを低くして神と人とにお仕えしています。
本当に素晴らしい人がたくさんいます。
少なくとも、私の周囲には。
今は信徒の一人として、教会のために、牧師のために祈れる者でありたいと思っています。
その前に…毎週きちんと教会へ行けるようにならないといけませんね。
行かれない事情があるのです。
それはまた、次の機会に。