ぼたもち(仮)の重箱

躁うつ病、万年筆、手帳、当事者研究、ぼたもちさんのつれづれ毎日

ちゃんと、生きます。

実は今年の1月に、死にかけました。

 

このブログは昨年のクリスマス頃に始めたのですが、今年の1月の終わりまでトコトコ更新して、その後しばらくピタリと止まっています。

なぜかというと、救急搬送されたからです。

 

睡眠薬をたくさん飲んで、自殺を図りました。

とても恥ずかしく情けない体験です。

家族や、多くのお友達に心配をかけました。

申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 

この自殺企図にはきちんと歴史も理由もきっかけもあって、一言で「そんなことしてバカだなあ」と済ますことはできない出来事でした。

しかし、5日ほどの入院で無事に生還し、私は心底「バカなことをした」と反省しました。

 

せっかく生きているのに。

命を与えられたのに。

一人で生きてるわけじゃないのに。

勝手に命を粗末に扱って。

残される人のことも考えずに。

なんてことだ。

 

死ぬほどに、苦しかったのです。

もう生きる気力はありませんでした。

これ以上、がんばって生きること。

無理だと判断して、薬を飲みました。

 

詳しい話は刺激が強いので、避けます。

 

 

自殺企図を許せない人がいるかもしれません。

病気や事故で身近な人を亡くした人など、特にそうかもしれません。

生きたい人がたくさんいるのに、あえて死を選ぼうとする心理が許せない、理解できない人がいるかもしれません。

しかも企てた本人はのうのうと生きて戻ってきて、その後もダラダラと生きている。

許せないかもしれない。

だけど。

 

これが、心の病なのです。

これが、症状のひとつみたいなものなのです。

自己正当化したいわけではなく、自分ではどうしようもないほどの力が加わり、実行に移してしまう。

人騒がせで迷惑で、そして何より悲しい病気だと思います。

 

 

意識のない一昼夜、私は真っ暗闇の中にいました。

本当に、何もない。誰もいない。音もない。

全てのものから隔絶されたところにいました。

あのまま帰って来ない可能性もないわけではなかったので、お医者様たちには感謝しかありません。

心身を、ちゃんとこの世に戻してもらいました。

 

 

…バカだなあ…

 

ごめんなさい。

もうしません。

本当に、ごめんなさい。

 

誰に言うでもなく、謝らなきゃと思いました。

誰に謝ってるのか、自分でもわからない。

家族かな。友達かな。それとも神様かな。

 

こんなことをした自分を、ずっとずっと責めています。

他人は誰も私を責めなかった。

「良かった」と喜んでくれて、迎えてくれて。

でも、もしかして誰かが怒っているかも。

その人たちは、許してはいないかもしれない。

 

だけど、お願い。

許してください。

どこかの誰か。

許してほしい。

 

 

自分の蒔いた種だから、自分の責任で刈り取るしかない。

責められても仕方ないのです。

 

でも、誰も責めない…

表立っては…

 

 

もう二度と、こんなことはしません。

そして、この反省のような気持ちを、きちんと抱いて暮らします。

死ぬまで、生きます。

ちゃんと、生きます。

 

 

読んでくださって、ありがとう。

 

一度、書いておきたかったのです。