父の介護をしています。
車イスとか寝たきりとか、そういう状況ではないのですが、一人で外出することができないレベルに足が弱っています。外出の際は、必ず手繋ぎです。
この夏は40度の高熱を出し、一ヶ月ほど入院していました。
同時的に母も入院したので、とても大変な日々でしたが、最近はずいぶんと落ち着きました。
うちの父はかなりワガママでして。
他者をこき使うことが大好きです(無意識)。
ちなみに、認知症ではないようです。
私としても、病気でこうして実家に置いてもらってるので、父のために(母のためにも)たくさんの用事をこなしてきました。
父の友達とのメール連絡を仲介したり、ネットの買い物をしたり、介護認定の手続きをしたり、宅配お弁当のサービスを探したり。
気付かないうちにやっていることも多くあると思います。
それがここのところ、父の「やってもらって当然(感謝なし)」という態度にブチ切れる案件がいくつかあって、昨夜は夜中にポテチをやけ食いしたりして今朝になって具合悪くなったりして。
いかん、こりゃいかん。
自分だけで苦しんで、これは何かおかしい。
言うべきことは言わないと。
そう考えて、父に箇条書きのルールを伝えました。
・友達からのメール仲介はもう困難なので、自分で電話で話してね。
・本がほしかったら、自分で本屋に電話するなりして取り寄せてね。
・私に頼み事をする時は、病人に頼んで良いことかどうか、よく考えてから頼んでね。
・一応私は病気なので、配慮してね。
という内容です。
特に父のプライドを傷付けるものでもなかったと思う。
このメモを母を通して渡してもらったら、父は「もういいよ!二度と頼まん!!」といった情けない反応をしたそうです。
困ったな、怒るシーンじゃないのだけど。
だから、さっきから顔を合わせていません。
ちっとは頭を冷やしてくれい。
自力で自由に外出できなくなった人に、バリアフリーであらゆる情報や知識、様々なチャンスが与えられることは、当然のことでもあるし、そのようにしなければなりません。
しかし、一緒に暮らす家族も人間です。
家族によるサービスはプライスレスだからこそ、お互いに感謝や思いやりが必要です。
これからも私にできることは何だってするのだから、気持ちよくできるように本人にも協力してほしい。
それだけのことなのです。
そして、私が病気であることを、改めて意識しておいてほしいと感じています。
そうでないと、私が潰れてしまいます。
いつの間にか父の足が弱くなり、気付かないうちに介護生活に突入していました。
やはり大変なものだなと、しみじみ思います。
これからも続くのだから、できるだけ快適に近付けたい。
介護疲れでポテチやけ食いしたりするのではなく、上手に意思を伝えたいものです。
介護は、疲れる。
疲れは、たまる。
そしてそれは、誰の疲れとも比べられない。
父とほどほどに妥協し合いながら、何とか毎日を過ごしていきたいと思っています。
(母がいるから二人でいつもギャンギャン言ってストレス発散してますが)