ぼたもち(仮)の重箱

躁うつ病、万年筆、手帳、当事者研究、ぼたもちさんのつれづれ毎日

寝る場所はどこ?

私はいつも、iPhoneでブログの更新をする。

パソコンも持っているが、めったに開かない。

なぜなら、いつも寝てるから。

寝ていたら、パソコンは使えない。

便利なスマホで更新する。

 

ひとつ前の記事で、鬱は寝たきりだという話をした。

「寝たきり」のイメージとはどんなものか。

私の印象は、寝たきり=重病のお年寄り。

これくらいの貧しいイメージしかなかった。

 

しかし自らが「寝たきり」になった今、寝たきりの様々なバリエーションがあることを感じている。

 

あ、もちろん、

深刻な寝たきりの場合は、また別だ。

意識不明の重体で、目が覚めないとか。

脳死の状態だとか。

身体が動かない病気とか。

いろいろある。

 

だが、鬱や躁鬱の人のための「寝たきり」は、全く別の趣があるのだ。

 

 

これは私の場合だが。

夜は自室のベッドで眠っているが、日中はリビングの椅子を並べて横になっている。

食事の時間帯以外、椅子で寝ている。

眠ってはいない。

横になっている。

ベッドで横にならないのには、訳がある。

 

それは、腰痛になるから……

 

ベッドで長時間寝ていると、腰痛になる。

私はかなり強い眠剤を飲んでいるので、日によっては12時間くらい継続して眠ることがあるのだが、だいたい起きたら腰痛だ。

(その翌晩は眠れないことが多い)

だから、日中はベッドを避ける。

しかし起きていられるほど元気はない。

ソファで横になっても、ベッドと同じ。

というわけで、椅子。

並べた椅子なら、適度なデコボコ具合があり、さらに少し危険()なためか、腰痛になったことがないのだ。

 

一時期は、床(我が家はじゅうたん敷き)に大きなバスタオルをしいて横になる、ということもしていた。

だが、床は意外と硬い。

こちらは早々に腰痛になる。

だから、やめた。

 

夏場はほどほどに涼しい畳に横になることもある。

しかしこちらも、すぐに腰痛になる。

やはり硬いからだ。

 

家の中であっちへ行って、こっちで寝て、さんざん彷徨った結果(そんなに家は広くない)、椅子を並べて横になるのが良いことに気付いたのだった。

我が家の椅子の、ほどよく硬めのクッションが、私には合っているのかもしれない。

椅子で寝ていて、腰痛になったことはない。

 

 

メンタルの病で「寝たきり」を奨励されている人は、最初こそベッドの上にいるであろうが、そのうちに身体が痛くなるはずだ。

恐らく室内で様々な場所ややり方を発見するために、苦労していることだろう。

 

 

リビングの椅子、オススメします。

 

 

豊かな寝たきり生活を、気持ちよく送りたいですね。