病院に行ってきました。
我が家がみんなしてかかっているのは、総合診療科。
ドクターG(ジェネラル)ですね。
何でもできるんだそうです。
手術もできるし、目薬も出せる。
「僕、出せない薬ないんですよー」って。
うひー。カッコいい。
見た目はかわいい先生です。
ただし、精神科の薬には触らないらしい。
(そこがいい)(わかってらっしゃる)
思えばこの夏、熱中症で父が救急車に乗って。
この病院に運ばれたのが出会いでした。
地獄に仏と思いましたね。
死にかけたジイさんだと先生は思ったらしく、
「一ヶ月くらいおあずかりしますから」
(その間に心の準備を、的な)
と入院させてくださいました。
三日もたたないうちに、
「治っちゃいましたよー」
と笑ってらっしゃいましたが。
高齢者ってのは不思議です。
いま死にかけても、明日にはケロっとしてる。
人間は不思議。
母も私もこの際この先生にお世話になるべし!
と、外来で診ていただいてます。
大学の先生らしいので、いつ異動になるかわからんのだって。
今日の外来でもそのこと話しました。
「で、先生まだここにおられるの?」
「うーん、とりあえず3月まではいるかな」
「すぐにいなくなるのか……」
「僕もわからないんだなー、コマだから……」
コマだそうです。
大きな組織の小さなコマか。
いい先生なので、すぐにいなくなりそう。
寂しい。
先生、このへんで開業しようよー。
お得意さんになるからさあ。
精神科の主治医は、簡単にいなくならなそうなので、安心しているのですが……
この総合診療科の先生は、いついなくなるのかヒヤヒヤします。
お願いだから、父が死ぬまでいてくれ。
無理か……