ぼたもち(仮)の重箱

躁うつ病、万年筆、手帳、当事者研究、ぼたもちさんのつれづれ毎日

「従順という心の病い」アルノ・グリューンとか

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今日もなんだか暑いです、私んち。

日当たりの良すぎる物件なので、春夏秋冬、晴れていれば暑い。

もうTシャツと短パンでいいような気がします。

 

 

さて今朝、教文館から本が三冊届きました。

工藤信夫先生の本が二冊と、アルノ・グリューンが一冊。

 

 

まずはこれから読みました。

わりと薄い本だったので(同人誌じゃない)、すぐ読めました。

連載エッセイをまとめたもののようなので、読みやすい。

しかし重要なことがたくさん書いてあったぞ……?

 

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この本は私が大学生くらいの頃に出た本みたいです。

その頃は信仰によって人間疎外が起きるなんで考えてもみなかった。

当時は工藤先生がこんな問題意識を抱いておられるなんて知りもせず。

授業は何も聞いていなかった!!(自慢)(大学生なんてね)

 

昨日読み終わった「信仰による人間疎外その後」よりも、こちらの方が読んでリアリティがありました。

読んでよかった。

 

 

さて、次。

アルノ・グリューンっていう人の本。

 

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そもそもアルノ・グリューンなんて人しらない。

知らないんですが、工藤先生の本にたくさん出てくるので、ちょっと読んでおこうと思いました。

これ、「従順」ってことは不健康よ?……ってことが書いてあります。

権力者、暴力の加害者、そんな人たちと自分をごっちゃにして、自分を殺してしまう、そうすると自分ってものはなくなるだけでなく、他者を攻撃するもとになる場合もある……

私は暴力的な目にあって、従順であることを強制されて、加害者と自分を同一視しながら過ごしてきたので、本の中に突き刺さるものはたくさんありました。

でも、従順を強いられた私が今からどうやって脱却するか。

 

うん、やはり当事者研究かな。

 

 当事者研究で私が何をやりたいって、とりあえず自分をもっと自由にしてやりたいのですよ。

んで、もしもシェアできる人がいたらしたい。

複雑性PTSDも、それによる鬱や躁鬱の精神症状も、妄想も、フラッシュバックも、みんなまとめて研究しちゃる。

東京の片隅で、私も細々と生きている。

自分を研究しながら生きている。

いつかもっと楽に生きられるようになれると信じながら。

 

 

そんなこと思いながら、今日も本を読んでます。

 

 

 

信仰による人間疎外

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従順という心の病い―私たちはすでに従順になっている

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