ぼたもち(仮)の重箱

躁うつ病、万年筆、手帳、当事者研究、ぼたもちさんのつれづれ毎日

ハンガーストライキ

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愚痴を言うぞ!!

 

昨日というか、一昨日というか。

夕食を抜きました。

ハンガーストライキです。

むかついたのでやりました。

後悔はしていません。

後悔はしていないけど、ちょっと悪かった。

と思っている。

 

父がですね、イライラしてですね。

イヤミばかり言うんですよ。

私にではないんですが、自分を世話してくれるサービス会社がなってないとイヤミたらたら。

ちょっと書類が間違っていただけなのに。

それがものすごくむかついたので、

「もう食欲ないわ、いらん」

って、夕食(宅配弁当)まるまる抜きました。

別にお腹すいてなかったので、ちょうどよかったです。

マジで食べる気なくなったし。

が。

両親には結構打撃になったような感じがする。

 

父は後で謝ってきたのですがね。

実際は全然わかってないんです。

自分の何が悪いのか。

自分の力でなかなか動くのが難しくなったから、私や母がかわりに買い物したり、サービス探してきて父に提供したり、最大限がんばって父が少しでも気持ちいいようにやっているのですけれど。

父はすぐにイライラするわけです。

自分の気分次第で。

まあね、確かに動きにくくなっているからね。

すぐにイラッとくるのは当然なのかな。

でも、それで私たちに当たるのはどうよ。

 

もちろん父には元気でいてほしいです。

ここまで長生きしたから、今後もがんばってほしい。

できるだけ家で過ごしてほしいし。

施設に入ってほしいとも思わない。

 

ただ、あまりに当たり散らされると(本人の自覚はない)、こちらが出ていくか父に出て行ってもらうか!……的な気分になっちゃいますよね。

父が出ていく必要はないので、私が出ていくことになります。

ただ、私には収入がないので、自活するのは困難。

本当にやろうと思えばやれると思いますが……

そして残された老夫婦はいきなり生活の危機に直面しますよね。

父にしてみたら、本一冊買えません、私がいなければ。

宅配弁当を依頼したのも私、重いものを運んでくれるネットスーパーを依頼しているのも私、ケアマネさんを依頼しているのも私、ヘルパーさんを探して依頼しているのも私……

 

なんて考えていると、自分がいかに目に見えない形で、両親のサポートをしているかをしみじみと感じます。

意地悪しちゃえば、親を孤立無援の状態にさせることだってできるんですよ、私には。

これは大変なことだと思いました。

いや、私が存在しなければ、母がなんとかするし、兄も登場してくれます。

しかしこれはそういう問題ではないのだ。

 

身内の介護をするって、ものすごいエネルギーが必要なのだと、自分のことになって初めてわかりました。

多分、身内だからですよね、この気持ちは。

ワーカーさんが利用者さんに対してはこういう気持ちって抱かないのではないかなと想像する……

 

意地悪だけは、しちゃいけない。

意地悪は高齢者虐待になってしまう。

そんな娘にはなりたくありません。

気分がよくないですよ。

人道的にも許されん。

 

そんな私がやらかしたハンガーストライキ

これ、意地悪だよね。

 

 

 

……というわけで、一晩たって反省しました。

後悔っていうか、反省した……

 

 

これからは、もう少し建設的な方法を考えたいと思います。

 

 

 

 

どうやってだー!!!