ぼたもち(仮)の重箱

躁うつ病、万年筆、手帳、当事者研究、ぼたもちさんのつれづれ毎日

父と面会(兄が)

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施設にいる父の面会に行きました。

兄が一人で、家族を代表して。

 

兄は眼鏡にカメラを装着して!

そんな便利グッズあるのか!

一部始終をビデオに録画してくれて。

私に送ってくれました。

1.7GBもありました。

ダウンロードに時間がかった。

 

ビデオを見たところ……

 

父は顔色もよく元気そうでした。

しかし。

 

「帰りたい!」

 

しか言わない……

 

20分間くらい面会していましたがね。

帰りたい、しか言わないのです。

まるで呪文のように繰り返す。

兄の話なんか聞こうともしない。

無視です。

無視して「帰りたい!」です。

兄は理路整然と帰れない理由を話しました。

でも「帰りたい!」です。

「何かほしいものない?」

「新聞、読んでる?」

などと質問しても、無視。

無視です。

 

父よ……

 

帰りたいのはわかる。

「俺の家に帰れないのは何事だ」とね。

言いたいのはわかります。

でももう介護できないの!!

介護してたら我々が死ぬの!!

 

認知症はないのですが、年なりのボケかな。

恥がなくなりましたね。

普通、還暦の息子に駄々こねません。

普通ならね。

やはり少し変なのは仕方ない。

だが変なのは……

生まれつきでもあるしな……

 

今後も時々、兄だけが行くことにしました。

母や私が行ったらどんな騒ぎになるのやら。

多分、大喧嘩になります。

さすがにそれは避けたい。

 

ただ、とても元気そう。

これはありがたいです。

施設の皆様によくしていただいている証拠です。

ありがとうございます。

これからもよろしくお願いします。

本当に……(涙)

 

そして兄よ。

 

ありがとう……

つらかったよね……

ありがとう……