ぼたもち(仮)の重箱

躁うつ病、万年筆、手帳、当事者研究、ぼたもちさんのつれづれ毎日

看取り待機疲れ

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今週の月曜日くらいから、朝のストレッチとラジオ体操をしないで、手帳タイムだけにしております。

なぜならば……

 

父が危険な状態だから「待機」するのに疲れている……

 
父にはできる限りがんばってほしいです。
ほぼ88年生きてきて、相当弱っているのに回復してがんばれるその凄さ。
娘の私も驚きます。

がんばっている父ですが、このまま回復して一定の安定を得ることができたら、私たちもとても落ち着きます。
何が疲れるって、「いよいよです、待機してください」という電話を施設からもらって、既に一週間以上緊張状態が続いていることなのです。
看取りの瞬間が近づいているのは施設側としては「準備をしておいてください」と言わねばならないので致し方ないのですが、やはり心配してピーンと緊張したまま日々を過ごすのって本当に疲れるのですよね。
緊張の糸ってそんなにいつまでもピンピン張っていられません。
精神的にかなり疲労がきています。

だから朝の一連の体操ができないほどにフラフラ……

でも嬉しいことに、父は本当に口から食事ができてるのです。
寝たきりであってもちゃんと食べられるって素晴らしいこと。
私たちも父の好物のプリンやサイダーを発送する甲斐があるというものです。
マジですげぇよ親父。
こうなったら100歳までいけるんじゃね?
なんて思ったりもしています。

父が入っているのは老健なので、100まで置いてくれないかもしれませんが。

老健は最期までいる前提の施設ではないのです)

 

って、昨日の午前中にここまで書いたのですけどね。

その後、母が見舞いから帰ってきまして。
「お父さん、シャワーも浴びさせてもらって、車いすに腰かけてたわよ……」
って言うんですよ。
んで、
「山田屋まんじゅうとティッシュとペーパーナイフほしいって」
なんてリクエストまで抜け目なく出されてきました。

どゆこと!? 寝たきりだったのに!!

食事も(流動食ですが)しっかり食べてるらしい。
もう起き上がるの難しいかなって思ってたのですが、車いすにバッチリ腰かけていられるらしい。

父よ。

復活したな……

これで「待機」から解放されそうです。
そのうちまたばんばんハガキとか書いて送ってくるようになるでしょう。
父の生命力の強さはただ事じゃなかった。
今回ばかりはちょっと心配したのですが。
さすがの親父でした……

おかげさまで今朝はラジオ体操できました。
(できないって上で書いてたのは昨日までのことですから)
気分的にもかなり楽になっています。
施設の皆さんにはもう足を向けて寝られません。
実際に方角的には頭向けて寝てますが。

とはいえいつまた危なくなるかはわからない。
あまり構えないように、心配もそこそこにして落ち着いていたいですね。

「チチキトク、スグカエレ」

って電報とかテレビドラマで出てきますが、その状態が長引くとこんなにしんどいのだといういい経験になりましたです。

そのときがやってきたら、どうせ落ち着かなくなるんだし。
今はなるべく自分のペースを崩さないように気をつけます。

 

はあ、疲れた……

 

父よ、その生命力はまさか私にも遺伝してるんじゃなかろうね?

 

(そんなに長生きしたくないわ)

 

 

 

 

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