ぼたもち(仮)の重箱

躁うつ病、万年筆、手帳、当事者研究、ぼたもちさんのつれづれ毎日

施設で大切にされる父

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父の施設へ見舞いに行ってきました。

 

顔を見せたら喜んでくれるかと思ったら、もう特に嬉しくなさそうでした。笑

「眠いから帰れ」的な。爆

私たちよりも施設の職員さんの方が遥かに良くしてくださるので、父も職員の皆さまに感謝しているようです。

 

特に男性職員の山田さん(仮名)がお気に入り。

山田さんはまだまだお若く、見るからに逞しくて顔はかわいいメガネの好青年です。

途中、父がナースコールを押して山田さん(仮名)を呼んだのですが、山田さん(仮名)が「なんですかー!」とたずねたら、「なんでもない」って。

ぎゃー! お忙しいのにスミマセン!!

と謝ったら、山田さん(仮名)は笑って、

「よくあるんですよ、寂しいのかな、しばらくそばにいてくださいって呼ばれるんです」

だそうで。

枕元の日誌を読んでみると、確かにその様子が書いてある。

特に山田さん(仮名)が残した日誌には、

『あなたがいてくれると安心だと言われました』

『しばらくそばにいてくださいと言われました』

とたくさん書いてありました……

山田さん(仮名)、ごめん……ありがとう……

アタシちょっと泣けてきちゃったよ……

父のこと大切にしてくださって、本当にありがとうございます。

おかげで虫の息ながら持ちこたえています。

山田さん(仮名)と皆様のおかげです。

なんてお礼申し上げたらいいのやら。

ひたすら頭下げてきました。

 

帰りに受付で担当のソーシャルワーカーの鈴木さん(仮名)と話したら、もっともっと大事にされていることがわかりました。

父がとても食べたがっていた「山田屋まんじゅう」を送ることを許可されたので手配したら、施設に到着した翌日には鈴木さん(仮名)が山田さん(仮名)他たくさんの手の空いてる職員さんを集めて、父の部屋でまんじゅう食べるパーティを開いてくださって、みんなで記念撮影までしてくださったのだと。

父も介助されながら少しずつ山田屋まんじゅうを食べて「おいしい」って言っていたと。

父は好物の山田屋まんじゅうをお世話になっている皆さまに振る舞いたかったんですよ。

父の望む通りにしてくださって、もう涙が出てきます。

父もどんなに嬉しかったことか……

きっと草葉の陰から喜んでます(まだ生きてる)。

 

本当に素晴らしい施設に恵まれました。

お金にはかえられません。

せめてたくさん寄付したいです。

もともと父はその施設の寄付者だったので、今後もします。

 

ほんとにほんとにありがとう……(号泣)

 

これからも父をよろしくお願い申し上げます。

 

最期までみてくださることになってるのですが、物凄く長生きしちゃったらどうしよう……

 

 

 

 

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