ぼたもち(仮)の重箱

躁うつ病、万年筆、手帳、当事者研究、ぼたもちさんのつれづれ毎日

since you been gone(byレインボー)

お久しぶりです。
久方ぶりにはてなブログを開きました。
只今ネットを控えております。
が、たまにはブログでも書くかと、ちょっとだけスマホを開きました。
SNSは開いてません)

ここ数日、70年代ハードロックグループのひとつである「レインボー」を聴いています。
この時代のロックは好きなのでよく聴きます。
レインボーは、ディープパープルにいたリッチー・ブラックモアさんが作ったバンドですよね?

この時代のロックたくさん聴くわりには、詳しいことは全く知らない人間です。

私の認識は、

ディープパープル=イアン・ギランとリッチー・ブラックモアがいたバンド(イアン・ギランの声が凄い)

レインボー=そのリッチー・ブラックモアが作ったバンド(全体的に意外と曲がきれい)

程度のものです。
それ以外全然知りません。

で、このレインボーで私が特に気に入っている2曲をリピで流して楽しんでいます。
その2曲とは、
「since you been gone」
「I surrender」
です。
延々とリピートしています。一日中。
特に特に「since you been gone」がお気に入りです。

でもこの2曲、聴けば聴くほどハードロックくさくないメロディなのですよ。
なんというか、ただのポップな失恋ラブソング的な。
「お前が行っちまってから俺は……」とか「もうお前には降参だぜ……」とか、訳すとそんなん。
特に前者はポップ過ぎる曲なのです。
そういえば昔、この曲について調べたなあと思い出しながら、もう一度ネットの海で調べてみました。

これら2曲とも、レインボーのオリジナルではなく、他の人が作った歌のカバーだったのですね。
ラス・バラードさんというチャラいおっさんみたいな人の曲でした。
「since you been gone」原曲はApple Musicでも聴けます。
YouTubeにはライブ版が落ちてます。
(「I surrender」は原曲落ちてません)

これちゃんと原曲聴かなきゃダメなやつって思って、このチャンスにきちんと聴いてみました。


……チャラい……ペラペラにうっすい……(ごめん)
これのどこがいいの……?


でも、レインボーがカバーしたら、バンバン売れちゃったようです。


この「since you been gone」は本当に大人気の曲のようで、レインボーだけでなくクイーンのブライアン・メイもカバーしてます。
YouTubeにライブ版が落ちてたので見ました。
キーが違いますが、楽しそうに歌ってます。
女性コーラス付きで。
他にも何組ものアーティストがカバーしてます。
いろいろ聴きました。
それだけこの曲に魅了があるんですね。

でも一番いいのはレインボーによる演奏でした。
恐らくレインボーが歌って、世に浸透したのではないかなと想像しています。

調査したところによると、レインボーでこの曲を取り扱うことについて、反発したドラム担当とリーダーのリッチー・ブラックモアとの間で「やる」「やらない」の殴り合いまで起こったとか。
そりゃそうだよね、どう聴いてもハードロックじゃないチャラいポップスだし……
でも結果的にカバーしてよかったのではないか。
だって凄くカッコいいし、ポップでキャッチーなのにしっかりハードロックの香りがするし、ボーカル(ナントカボネットさんって言ってた)の奇跡的な声も、リッチーさんのギターもいい。(ドラムはすげぇ嫌々だったかもしれないけど)

ラス・バラードの曲はいいということで、さらに「I surrender」もカバーしたと思われます。
多分売れたはずだ。
少なくとも私には売れてる(この2曲ばっかリピしてる)(若い頃から大好きだった)(通勤中にウォークマンで聴いてた)。

でもこの2曲以外にも、レインボーには名曲はたくさんあります。
クラシックを借用した曲もある。
リッチーさんがしっかりとした基礎を持っていた証拠ですね。
全てApple Musicで聴けるので(恐らく他の音楽配信サービスでも)、古きよきハードロックの香りを体験してみてください。
YouTubeにもたくさんあるから。
私、不親切なので貼らないけど。

ちなみに「since you been gone」は文法的にちょっと変みたいですが、原曲タイトルママです。
クイーンのブライアン・メイさんのみ「since you've been gone」に直して歌っています。
英語圏の人たち、意外とそこらへん適当なのね……
まあ通じればいいもんね……


それではまた消えます。
皆さんコロナに気をつけてね。