友達、たくさんいるかしら。
友達と言えるほど「とても親しい人」は、意外と少ないものかもしれない。
優しい知人はたくさんいても、友達にまでなれる人は、やっぱり少ない。
このことに振り回されると、自分を見失う。
あの人は、この人は、私をどう思ってる?
嫌われてないかしら。
嫌われるようなことしたかしら。
疑心暗鬼になって、自分じゃないものに巻き込まれて、きりもみ状態になっていく。
多分、友達は「動いていくもの」。
「その時代で変化するもの」。
学生時代の友達と、大人になってからの友達。
変わっていって当然のもの。
なぜなら、自分が変わっていくから。
つきあう人も変わっていくのは当然。
自分が変わっていくくせに、周囲には変わらずそばにいてほしいと思ったりする。
そして、いつの間にか変わっていく周囲に焦り、自分のペースをかき乱される。
自分を見失って、他者に合わせたりしてばかり。
これは健全ではないね。
最近、私はあまり人とつきあっていない。
病気のせいもあるけれど、ちゃんと「ひとり」にならなきゃいけないと思うからだ。
それでも友達でいてくれる友達は、私にはどれくらいいるのかな。
友達でいてくれる人たち、ありがとう。